Aloha!A-1です。
以前、サイクリング経験者向けにワイキキが一望できるタンタラスのヒル・クライム・コースをご紹介しました。
タンタラスの丘は、夜景がきれいなところとして昔から有名ですが、正直僕は昼間に見る景色の方が大好きです。
そしてヒルクライムと言っても、30分~50分かけて登り、10分~20分で降りてくるという全長16キロで標高差約500mという距離は適度に楽しめるものだと思います。
今回新たに動画を撮影しましたので、ぜひこちらの動画でタンタラスのヒル・クライム・コースを楽しんでください。
マップはこちら
ワイキキから約10-15分でタンタラスの麓にあるアーチ―ベイカー・パーク(Archie Baker Park)をググって目指してください。
ワイキキから出発する場合、アラワイ運河沿いを通ってカラカウア通りからプナホウ通りへ。
プナホウスクールはハワイでも有名な私立校で、アメリカ大統領のオバマさんが卒業した学校でもあります。
そんなプナホウスクールを越えナホア通りに左折し、一つ目のマキキ通りを右に曲がります。
マップを見ればわかるように、アーチ―ベイカー・パークの左側から時計周りに走る方が対向車がどちらかというと少ないのと、こちらから上がった方が最後のラストを爽快に走れるのでこの方向で走るサイクリストが多いです。
でもオアフ島が眼下見ることができる公園に行きたい初心者の方がいれば、時計と反対周りで走った方が近いので、お好きな方をどうぞ。
スタートして前半は当然登りで最初は緩やかですが、徐々にきつくなってきます。
後半は深い緑に囲まれた熱帯雨林の雰囲気となってくるので、木々の香りがとてもさわやかで、マイナスイオンがいっぱいです。
朝早かったりすると鳥のさえずりなども聞こえます。
今回は野生のカメレオン君に遭遇しました。
ハワイの森の中にはイノシシなんかもいたりしてかなりワイルドですよ。
登って行くにつれ、ダイヤモンドヘッドやワイキキの街並みが眼下に広がってくる景色もとてもきれいです。
一か所だけ、Makiki Heights DriveからTantalus Drに交わるT字路がありますが、右に曲がればあとは迷わずにループを回って降りてくることができます。
頂上らしい頂上はないのですが、ONE LANEというサインが出てきたら頂上の一歩手前ですが景色が良いのでストップ。
ここから遠く眼下に見えるダイヤモンドヘッドをみると、登ってきたぞお!という気持ちになれますね。
道の反対側からはオアフ島西側遠くに見えるワイアナエ山脈の景色やパールハーバー、そしてホノルル空港も見える景色も普段なかなか見れない景色をご覧いただけます。
その後、右手にちょっとした駐車場が見えたらそこが頂上。
あとは下ってくるのみです。
そして、このコース最大のビュースポットであるPUU UALAKAA STATE PARK。
下りのヘアピンカーブの途中に黄色いゲートが目印の入り口がありますので、ゆっくり下りながら公園に入るようにしてください。
この公園には、はルックアウトと呼ばれる展望台があってオアフ島西180度のパノラマビューを見ることができます。
眼下に見えるダイヤモンドヘッドやワイキキの街並。
真下に見えるアラモアナビーチパークやダウンタウンの街並みを望むことができます。
晴れた日にこの丘から望む景色は、地元の人たちに心から愛されています。
またこの公園にはトイレや水道もあるので、トイレ休憩や水分補給もたっぷりとしてくださいね。
そしてこの公園の後は、通称オーシャンビュー・ストレートと呼ばれる海に向かって一直線に下ってくる直線があります。
地元サイクリストたちは皆ここで汗を乾かしながら下って行きます。
タンタラスの夜景ポイントがここで、飛ばさずに駐車スペースで休憩してもダイヤモンドヘッドが近くになった景色を楽しむこともできます。
この後はもうすぐスタートした公園に到着です。
タンタラスの丘周遊ライドはいかがでしたでしょうか?
前日に雨が多かったり雨天の日は、路面が滑りやすいので避けたほうがよいでしょう。
僕らもそういう日は危ないのでいきません。
あと朝夕に行く方は前後のライトをつけておいた方がより安全ですね。
安全第一でハワイのサイクリングを楽しんでください。
【ご注意】走行は、ヘルメットを着用し、ご自身の責任で必ず交通ルールに従って走行してください。
2012年5月29日公開
2021年2月19日更新