Aloha!A-1です。自転車好きのA-1がハワイでサイクリングするための基礎情報をお伝えします。
日本人にも人気の「ホノルル・センチュリーライド」など、たくさんのサイクリングイベントがあるハワイ。
イベントにあわせてハワイに来る方も多いかと思います。初めてハワイに来る方や、イベントがなくても基礎情報さえ押さえておけば、ハワイで楽しいサイクリングを味わうこともできます。
逆に情報がないと現地で困ったり、危険な目にあったりする場合もあるので、基礎情報を押さえてハワイのサイクリングを存分に楽しんでください。2018年のおすすめイベントはこちら。
自転車
レンタルバイク
イベントや大会に出場する場合は、ご自分のマイバイクに乗りなれているので日本から持参するのがベストかと思いますが、あまりこだわらない方は最近ハワイでも質の高いロードバイクをレンタルすることもできます。
自転車のタイプは大きく分けてロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクの3種類ありますが、それぞれ走る目的やルートに応じてベストな自転車選びが必要になります。
ここ数年でハワイのレンタルバイク事情もとてもよくなりました。
ワイキキには観光向きのマウンテンバイクやクロスバイクのレンタルショップのほか、最近ではロードバイクがレンタルできるショップもできました。
また本格的なロードバイクやマウンテンバイクをレンタルしたいのであれば、ワイキキから少し離れたIT&Bなどでレンタルすることが可能です。
またホノルル市が展開するバイクシェアリング「BIKI」も気軽に便利に使うことができるので、ぜひお試しください。
ロードバイク:
舗装された道路をいかに速く、そして長い距離を走ることに特化した自転車で、アルミやカーボンなど非常に軽い素材でできています。
いわゆるドロップハンドルの自転車です。ワイキキからでてオアフ島の東海岸など比較的長距離で乗る場合はロードバイクがおすすめです。
マウンテンバイク
山のなかのトレイルや砂利道などのオフロードを走るのに適した自転車で、ちょっとした段差や凸凹には抵抗なく走ることができます。
逆にロードバイクに乗れないからマウンテンバイクにという方も多いと思いますが、
マウンテンバイクの種類もピンキリで、スタンダードなものはワイキキでレンタルが可能です。
クロスバイク
マウンテンとロードバイクの中間のような自転車で、いわゆるママチャリのように簡単に乗ることができ、スピードも結構速く走れる自転車として初心者にも人気です。またEVバイクなども最近では出ています。
日本から自転車を持ち込まれる方
飛行機でご自分の自転車を持参される場合は、専用の運搬ケースや段ボールなどの箱もしくは厚手の輪行袋に前輪と後輪をはずしてフレームと一緒に収納しましょう。
空港では他の荷物と同じようにチェックインカウンターに預けますが、航空会社によって超過料金を払わなければなりません。
また預ける前に少しタイヤの空気を抜いておくと、気圧の変化に伴うチューブの破裂も避けることができます。あと持ち込めないものもありますので、こちらからご参照ください。
持ち物
現地調達もおススメ!必要最低限の持ち物でサイクリングを楽しもう!
ヘルメット
転倒の恐れが大いにある自転車には必須アイテム。
重さは200gくらいのものが一般的であり、通気性のよい穴があいたタイプのヘルメットは見た目以上に快適です。
ハワイは暑いからといって、ヘルメットなしでの走行はとても危険です。
サングラス
ハワイの強い日差しと紫外線から目をガードするのはもちろんのこと、ゴミや強い風から目を守る役割を果たします。
グローブ
ハンドルを素手で持つと、疲れるだけでなく汗で滑りやすくなります。
手を守るだけでなく、疲れにくくトラブル防止にもなるこのアイテムも長距離の場合はあった方がよいでしょう。ハワイのショップで販売しています。
ウェア
ペダルをこぐ際に動きやすい、そして速乾性が高い機能性抜群のウェアが理想です。
サイクリングウェアがベスト、Tシャツ短パンもOKですが天候の変化でシャワー(通り雨)に出会うこともあるので、薄手のウィンドブレーカーや使い捨てのポンチョなど雨具も持っていると役に立つときがあります。
シューズ
近くをサイクリングするぐらいであればランニングシューズやスニーカーでよいと思います。
但し、スリッパやサンダルは滑りやすく危険ですので、避けた方がよいでしょう。
また長距離のサイクリングをする経験者であれば、ご自分のペダルやシューズを持参して交換して使用することも可能です。
サドルバッグやバックパック
自転車には、パンク修理道具やスペアタイヤを入れておく専用サドルバックがサドルの下についています。
修理キットのほかエナジーバーなどの補給食や小銭など、様々な緊急アイテムを必要であればいれておきましょう。
またカメラや携帯電話、雨具やタオルなどをバックパックに入れておけばなおさら安心です。
日焼け止め
ハワイの日差しは強いので、紫外線(UV)対策は曇っていても油断大敵。
汗をかいても落ちにくいウォータープルーフタイプで、SPF値の高い日焼け止めクリームがおすすめです。
特にサイクリング時に日焼けしやすい箇所(顔、腕、首の後ろなど)には、日焼け止めをしっかり塗っておきましょう。
給水ボトル(飲み物について)
ハワイは気温が高く湿度が低いので、サイクリングをすると喉がすぐに乾きます。
自転車のボトルケージに水やドリンクを入れて走るか、バックパックなどに入れておくとよいでしょう。
またハワイの公園など公共施設の水道水は安心して飲むことができるので、そこで水分補給をすることもできます。
ちょっとした小銭を持っていると近くのコンビニやショップで冷たい飲み物を買うことができます。
1-2時間で1本飲んでしまうぐらいの量を想定しておきましょう。
スマートフォンや携帯電話
GPS機能が使えれば、自分の位置もわかるので迷子にならずに便利ですし、何か緊急の時も電話ができると安心です。
アプリをご利用になる方は、ポータブルWIFIを借りておくとよいでしょう。
コースマップや地図
遠くで迷わないためにも事前に調べたコースマップや地図を持っておくと便利です。
バス代などの小銭($2.75)とクレジットカード
遠くで自転車が破損などした場合や疲れた場合など、バスに自転車を積んで移動することができます。
また最悪はタクシーなどに乗って帰ることも想定しておいた方がよいと思います。
ちょっとした小銭もしくはクレジットカードがあれば、コンビニなどで必要なものを買うことができます。
修理工具や携帯ポンプ(もしくはCO2)、バンドエイドなど
おススメショップ
是非押さえておきたいショップをご紹介します!
IT&B:アイランド・トライアスロン&バイク(バイクショップ)
ワイキキ東(ダイアモンドヘッド側)のカパフル通りで30年以上も続いている老舗のトライアスロンショップです。
店内には日本では手に入らないトライアスロンウェアやサイクリングウェアがいっぱい!
お値段がお手頃なアクセサリー類などは、お土産にも最適です。
日本語が話せるスタッフもいるので気軽にご来店できます。
ラニカイ・ジュース(フレッシュジュース専門店)
全米に展開するフレッシュジュース専門店。ジュースやスムージーの他にもアサイボウルなどもおすすめです!!サイクリングでの休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
→その他:「おすすめアサイボウル店」、「おすすめコールドプレスジュース店」
ダウン・トゥ・アース(オーガニックスーパー)
ハワイ最大規模のオーガニック・自然食品やベジタリアン・デリを揃える有名店。チェーン展開しており、品揃えも抜群!素材にとことんこだわるヘルシー志向の方には必見ショップです!
ファーマーズマーケット
近年、ハワイで急増!地元産の安心して食べられる食材が手に入るファーマーズマーケット。安さ、クオリティともに◎
おススメサイクリングイベント情報!
知らない土地で走る際は、できるだけ事前に情報を収集して走ると、気持ちにも余裕ができ安全に楽しむことができます。
また、初めてハワイでも安心して大会に参加できるスポナビアシスト付きの大会は下記のボタンから参照いただけます!
今年のイベントは、「A-1がオススメするハワイのサイクリングイベント2018はこれだ!」をご覧ください!それではHappyCycling!!
「日本人トライアスリートと一緒に走るオプショナルツアー
ハワイ在住日本人トライアスリートが案内する絶景ロードバイクツアー!」は、ハワイで自転車(ロードバイク)に乗りたいけど、道がいまいち解らない、右側通行に慣れていない、英語が分からない、ハワイの交通ルールが解らず不安な方におすすめです!!
グループライド(ショップライド)
サイクリング基礎情報ハワイにあるサイクリングショップやサイクリンググループが、グループライドを開催しています。
無料で参加できるのは、IT&B(アイランド・トライアスロン&バイク)が、下記のとおり催行しています。
毎週火曜日午前7時から行っているタンタラス周回コース。(ふもとに集合)
水曜日午後4時30分~:マカプウ岬もしくはダイヤモンドヘッド周辺など2グループ催行。(ショップ集合)
→IT&B(アイランド・トライアスロン&バイク)のショップライド・レポート!
スポナビハワイ厳選!おススメサイクリングコース
サイクリング基礎情報ハワイサイクリングの醍醐味は、目的によって違うと思いますが、何と言っても美しい景観を楽しみながらハワイの爽快な風をきって走ることはなんと贅沢なことでしょう。
海だけでなく山や渓谷、そして街があるハワイはサイクリングに最適です。
そしてハワイでのサイクリングはスポーツとしても十分楽しめますが、ゆる~く寄り道をしながら知らない街を走ってみるものおススメです。
初心者向きコース
→カパフル&マノアエリア
→カハラ&ダイアモンド・ヘッドエリア
経験者向きコース
オアフ島東海岸エリア(マカプウ岬&カイルア)
→詳細マップA
→詳細マップB
タンタラスエリア(ヒルクライムと絶景)
→コースマップ
オアフ島ノースショアエリア(ハレイワからスワンジービーチパーク)
→コースマップ
オアフ島横断(オールドパリでカイルアへ)
→詳細マップA
→詳細マップB
→詳細マップC
→詳細マップD
注意事項&アフターケア
ハワイの駐輪(盗難要注意!残念ながら簡単に盗まれます。)
ワイキキを歩いていてお気づきの方も多いはず。歩道に“自転車”の形をした駐輪ラックがあるのをご存じでしょうか?
一時的に自転車を置いておけるので、ショッピングや食事に行く人がよく利用しています。しかし、日本同様盗難防止の為しっかりと施錠することが大前提です。
また長時間や数日借りる場合は、夜間などサドルやタイヤだけを盗まれる悪質な場合も多くあるので、できる限り部屋で保管することをおススメします。
レンタルサイクルも盗難の場合は弁償しなくてはならないので、扱いは同様です。
ハワイの公共トイレ
公園やビーチなどトイレを利用できる場所がありますが、山間部や住宅街に入ると公共トイレがほとんどありません。
コンビニやガソリンスタンドも緊急でない限りトイレを簡単に借りれませんので、公園などで見つけたら寄っておくとよいでしょう。
ハワイの水道事情
ハワイは安心して水道水を飲むことができます。また公園などの公共の場では水のみ場が点在しているので、サイクリング前のルートチェックでお忘れなく!
ハワイの治安
ハワイは凶悪な犯罪は少なく、世界でも治安のよい地域として知られています。しかし、注意散漫な観光客を狙った事件は少なくないのも事実。
日本でサイクリングする時とは異なり常に周囲の状況を把握し、危険だと感じたら、近づかない、関わらないなど自分を防御してください。
何か事件や事故の巻き込まれた場合は、直ちに警察・救急に電話。番号は911です。
ハワイの薬局
ワイキキ周辺には薬局が数件あり、ABCストアやスーパーでも胃薬や風邪薬など一般薬は手に入ります。
しかし英語表記なのでどんな作用・効能なのかわからないという方もいるはず。
ハワイの病院
ハワイは主治医制度が確立しているので、大病院でも救急以外は受け付けてもらえません。
保険会社やホテルドクターを介して、病院を紹介してもらうことが一般的です。
急なアクシデントの際に、保険の補償範囲をご自身で把握しておくことも大切。
救急車も有料です。転倒などのアクシデントはつきもの。安心してサイクリングを楽しめるよう、しっかりと対策を!
スポナビハワイお勧めのドクターは、24時間日本語で対応してくれるドクター・クリス・イェーYEH.(DFSビル内6階)にまず電話で相談してみてください。808-921-0330(日本語OKです。)
飲酒について
屋外での飲酒や飲酒運転は違法です。ビーチや公園をはじめ、公共の場所での飲酒も法律で禁止されています。
子供に関する法律
ハワイでは12歳以下の子供を放置してはいけないという法律があります。寝ているからといってホテルにおいて、出かけたり、車内の残してしまうと罪になることも。
アフターケア
ワイキキは観光客向けにマッサージやホテルスパが多く点在するので身体のリフレッシュには最適な環境です!ロミロミ、マッサージ、指圧、整体などバラエティも豊か。
2012年7月23日公開
2018年3月15日更新