荒天を乗り越えた!20周年ホノルルトライアスロン2024速報レポート
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荒天を乗り越えた!20周年ホノルルトライアスロン2024速報レポート

2024年5月23日   Number of views (3736) 

アロハ!スポーツナビゲーター兼ホノルルトライアスロン・レースディレクターのあべっちです。

今年で20周年を迎えたホノルルトライアスロンの準備には1年以上時間をかけてきたわけですが、なんとその週の天気予報が、もう夏に近い5月には過去にない1週間雨という予報が流れ運営チームの動揺を誘いました。

まあそうは言ってもハワイの天気予報は外れることも多いので心配してもしょうがなく、黙々と準備を進めておりました。

さて当日はどうだったのでしょうか、、、、

その前に、今年の大会の状況をお伝えしましょう。

昨年度約1100名のエントリーでしたが、今年は約1300名近いエントリーとなりました。

日本人アスリートも去年の約250名から約450名と大幅に増え、円安の影響をあまり感じずに戻ってきてくれた日本人アスリートの皆様に心から感謝したいです!

今年は20周年ということもあり記念ロゴを作り、参加Tシャツ、メダルだけでなく、 参加賞としてマグネットやバックなどのギブウェイもたくさん配られました。

種目としても自転車がなくても参加できる新種目アクアスロン(スイム750m&ラン5k)や、キッズレース(7-10歳)よりも小さな3-6歳が参加できるキッズチャレンジというトライアスロンを模した簡単な障害物競争も行われ大盛況でした。

さて雨の天気予報の続きですが、実は今だからお話しできる運営サイドの裏話を少し。

ハワイ諸島北西にとどまる大型低気圧の影響を受け、南風で南から雨雲がどんどん吸い上げられる天気予報で日曜日まで雨とのこと。

実際に火曜日から木曜日までオアフ島は洪水注意報が出るほどの大雨。

山や道路からの雨水でオアフ島各地で海の水が茶色く濁ってきました。

ハワイ州やホノルル市の保健局、医学権威者、ライフガードなどと密にコンタクトを取りこのままではスイムが開催できない可能性を指摘されていました。

しかし金曜日は一転雨が止み、行けると思ったら前日土曜日午後にまた雨が降り、一同もう開催は厳しいかというところまで状況は悪化していました。

しかーし、土曜日の夜に雨が止み、そのまま朝まで雨が降ることはなかったのです。

当日朝1時から起きて判断をするオフィシャルとも連絡を取り、ライフガードの水質検査、バイクで使用する道路の最終確認などを経て正式GOを出すことに決めました。

あとの天気は神様に祈るのみ!ということでこのレポートの写真の通り、風もやみ、ちょうどよい曇り空で熱くなることもなく最高のコンディションを迎えることができたのです。

ホノルルトライアスロンに15年ほどかかわっていますが、5月に雨が数日続いて降るなんてことはまずないですし、そんな状況を吹き飛ばしてくれたのは参加者の祈りとパワーのお陰だと思ってます。

そんな裏話とレース詳細はとりあえずおいておいて、速報版レポートなので参加した選手のこの楽しそうでエネルギッシュな写真を是非ご覧ください!

みなさん雨がどうなるのだろうかと心配されていたかと思いますが、この笑顔が見れればもう結果オーライどころか大成功ですね!

Congratulations on all finishers and Great job to all race crew and volunteers and off course Big Mahalo to great sponsors!!

ホノルルトライアスロン日本語公式ウェブサイトはこちら