アロハ!スポーツナビゲーター(兼ホノトラレースディレクター)あべっちA-1です。
2019年を最後に2年続けて中止となっていた第18回ホノルルトライアスロンが5月15日日曜日、アラモアナビーチパークで開催されました。
過去のエントリー(ロールオーバー)を含め約1300名のエントリーでしたが、フィニッシュした人数は約800名。
まだまだコロナ禍の制限などでこれなかった日本人選手も多かったと思いますが、思い切ってやってきた選手たちの笑顔が弾けていたのがとても印象的でした。
やっぱりスポーツっていいなと思った瞬間がたくさんありました。
今年のパケットピックアップは、スイムスポンサーのプリンスワイキキ
今年大きく変わったのは、レース前にパケットなどピックアップする会場がスイムスポンサーでもあるプリンスワイキキのアウトドアエリア。
自転車で取りにいってもスタッフに預けられるバイク一時お預かりサービスや車で行っても駐車場無料サービスなど、プリンスワイキキのサポートがありとても便利で好評でした。
オフィシャルグッズやスポンサーブースの10分無料ストレッチサービスなども、とても盛り上がっていましたよ。
大会当日
さて、レース当日。トランジションエリアが朝4時にオープンし続々と選手が集まってきました。トライアスロンは3種目こなすので、結構準備するものが多いので忘れ物はないかな?
3年ぶりのレース、スタート!
最初のウェーブは5時45分のエリートウェーブからスタート。
地元のトップ選手と日本のトップ選手たちが飛び出してきます。手前は日本のプロトライアスリート白戸太朗さん
それから2分ごとにどんどウェイブがスタートし、エリートの次はオリンピックディスタンス39歳以下の男性、女性、スプリントディスタンスと続き最後は11歳から14歳のユースの子供たちのがスイムに挑んでいきます。
スイムコースは、波のないリーフの内側をビーチ沿い平行に泳ぐのとライフガードがたくさんいるのでとても安心。
この大会は初心者ウェルカムの大会で、オリンピックディスタンス(スイム1500m、バイク40k、ラン10k)だけでなく、距離が短いスプリント(スイム750m、バイク20k、ラン5k)という初心者の方でも挑戦しやすいカテゴリーがあるのも魅力。
どちらのカテゴリーにも3種目を2人もしくは3人で分担して参加できるリレーがあるので、得意分野だけ出場することができるのも魅力です。
スイムの次のバイクはアラモアナビーチパークから空港方面を走り、ラグーンドライブ入り口の交差点で折り返して戻ってきます。距離の短いスプリントは1周回、オリンピックディスタンスは2周回します。
日ごろ交通量がとても多い道路ですが、この日ばかりは選手たちが独占できる専用レーンで、4車線の道路を思いっきり走れます。バイクはロードバイクでなく普通のクロスバイクでも参加できるんですよ~
そしてランは、平坦なアラモアナビーチパーク内を折り返しながら走るので、一緒に参加している仲間たちと声を掛け合いながら、ハイタッチしながら走れるのも選手にとっては励みになりますね。
最後の1キロは、(余裕さえあれば!?)ダイヤモンドヘッドバックに青い海を眺めながらフィニッシュするという絶景コースです。ラストスパートでもらう応援がうれしい!
トライアスロンは、同じゴールに向かって仲間と一緒に走る感じ。だから仲間と競うというより自分自身と戦うスポーツなんですね。だからやり切った仲間とは本当に笑顔でフィニッシュ後はお互いに健闘を称えあえるのです。 またフィニッシュラインでこうやって仲間を出迎えられるのもホノトラの魅力だと思います。
癒される?キッズレース、スタート!
そして最後のスタートは9時30分にスタートした7歳から10歳のキッズレース。
小さな子供たちが短い距離を走るのですが、初挑戦の子供たちに暖かい声援が送られます。
こんなフリフリ付きのかわいい自転車で走る姿を見ていたら、応援せずにはいられません。(個人的に僕はこのシーンを見て、大会をやってよかったなといつも癒されています、笑)
靴下をはくのに3分ぐらいかかったり、のんびり走る子たちもいて、そういうかわいい子供たちが楽しんでくれて、将来トライアスリートになってくれたらうれしいなあと関係者は思っています。
今年は7歳から89歳まで参加したホノルルトライアスロン。
タイムだけがすべてじゃない、参加することに意義があると僕は思います。
来年第19回ホノルルトライアスロンは5月中旬に開催予定。
是非あなたも参加してみてはいかがですか?
日本語公式ウェブサイトはこちら
Happy running!!