スポナビハワイの近況レポート(4/7)
Aloha! A-1です。
新型コロナウィルス(COVID-19) は全世界に猛威を振るい、ハワイも3月下旬から4月30日までの自宅待機命令が出ています。
コロナ関連のニュースは他で見ていただくとして、スポナビハワイレポートもしばらく掲載がないのでスポナビハワイを代表して勝手な視点のハワイレポート(不定期掲載)を書かせていただきたいと思います。
<ハワイの今>
スポナビハワイにとって最初に影響を受けたのは、3月8日に開催される予定だったホノルルレインボー駅伝(を含むホノルルエスティバル)が中止になったことです。
週末のイベントが5日前に中止発表。設営準備をほぼ終えたあとであとは当日のみ!という段階の中止は本当にショックでした。
その時点のハワイでの感染者はゼロだったのでそこまでやらなくてもと思っていましたが、当初日本で感染者が増え始めているのに日本から3000人ものイベント参加者がハワイに来ればそのうちの誰かがウィルスを運んでくるのではないか。
そういうリスクを主催者もホノルル市含むハワイ州が決めたことは、結果的に英断だったと思います。
案の定3月6日にハワイで初感染が確認されホノルル市が3月23日から、ハワイ州が全島で25日から4月30日まで自宅待機しなければならないという命令が発令されました。
4月6日現在、感染者が387人、死者5名で、ロックダウンが功を奏していると思います。学校もオンライン授業などで月末までお休みで一刻も早い終息のためにみんなで頑張っています。
<ハワイの観光業は苦しんでいる>
感染者は激増していないものの、観光業で成り立つハワイは経済的に大きなダメージを負うことになりました。
観光客も到着後14日間の隔離というやりかたでシャットアウト。
アメリカ本土および日本を含む海外からの観光客がほとんどゼロになりました。
ホテルの稼働率も数%、レストランもテイクアウトのみ、レンタカー会社は車両を置いておく場所がなくアロハスタジアムの駐車場がレンタカーで満杯、オプショナルツアー会社、旅行会社も休業となりました。
イベントもスポーツイベントだけでなく、カルチャーイベントやフードイベントなど軒並みキャンセル。
飲食、観光業界などたくさんの人が解雇され、4人に一人が失業するという事態になっています。
スポナビハワイも5月までのイベントがほとんどキャンセルになりスタッフも一部を除きテンポラリーレイオフ(一時解雇)になりました。
ただアメリカ政府はその挽回策が具体的で早かった。アメリカ国民に一人当たり大人1200ドル、子供500ドル支給すると発表。(僕はアメリカ人ではないからもらえない…。)営業停止に追い込まれた企業にも返さなくてよいローン申請など運転資金をサポートすると発表。
弊社もオンラインで早速申請して、今、回答待ちです。一時的な資金がサポートされて、早く社員を連れ戻したいところです。
<スポーツイベント今年の行方>
5月までのほとんどのスポーツイベントが中止もしくは延期になりましたが、明るいニュースとしては5月10日に予定されていたホノルルトライアスロンの延期日が11月15日で仮決定しました。
これからは秋に延期した日付がどんどん発表されることでしょう。これもハワイだけでなく全世界の人たちが、たくさんのことを犠牲にしてコロナに打ち勝っていることが前提ですが。
ゴルフのマスターズも4月から11月12日-15日に延期になったのが発表になったので、秋ごろには例年通りに戻っていると期待したいです
。
イベントでなくても現在営業中止しているゴルフ場やサーフィンのオプショナルツアーなどもコロナウィルスの終焉が見えればすぐオープンできるでしょうし、今からその日が来るのを楽しみにしています。
<ではこの我慢の時期に何をする?>
苦しいのは、みな同じ。こんな時期だからこそ何ができるか。
人それぞれだと思いますが、僕なりに考えていること。
①感染者にならないこと
早く終息するように、人に会わず自分たちがまず感染者にならないように気を付けること。
外出しなければならない時も、今ハワイの人もマスクをつけるということが習慣化してきてよいことです。アメリカはマスクをつける文化がないから、これから毎年インフルエンザがはやる時期にはみなつけるんじゃないかなー
②健康でいること
部屋に閉じこもっているだけでなく、適度な運動をして心身ともに健康でいること。
適度に食べて、熟睡して免疫力を高める。ホノルル市も公園を除く公道での散歩やランニング、サーフィンやサイクリングなども許可してくれています。
③仕事のこと
いつも忙しくてないがしろにしていることないですか? もちろんリカバリーを考えないといけないのだけど、
書類の整理だったり、細かい経費を見たり、そういう普段できないことをやる。
そして時間があるからこそ、こんな危機的状況だから将来ビジネス展開とか、この際生き方とかを考えてみるなど、
この苦難をチャンスに発想の転換をしたいと思ってます。
④個人的なこと
普段家にいないので、家族と過ごす時間を楽しんだり、読書や家の片づけとか普段忙しくてできないことをこの時期に一気に詰め込んでいます。ガレージでたわいもない日曜大工なんかも心が落ち着きますね。YOUTUBEって今まであまり見なかったけど、新しい発見がいっぱいあるね。
でも、こんな呑気なこと言っていられるのは誰のお陰か常に考えないといけない。コロナを抑えようと必死で働く医療関係者の人たちやスーパーで食品を棚に並べてレジを打ってくれる人、もっとたどれば食料や日用品を運んでくれる流通の人たちなど見えないところで今の生活を支えてくれる人たちのお陰。しかもこれはハワイだけでなく世界中で行われているわけだから。
今回、自宅待機で制限があるとはいえ、この状況の中で普通に生きていられること、そういう意味で我々は普段気が付かなかったことを学んでいるのだと思います。
心から感謝します。
<A-1の自宅待機生活>
さて、僕は規則正しい生活をしていますよ。
自宅待機とは言え、ホノルル市は下記の行動は許可しています。
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、サーフィン、ボディーボード、スイミング、(なぜか)釣り、など健康を維持するためのアウトドア・アクティビティー。でも6フィートは離れないといけないから基本一人ならという条件ですが。
平日は朝6時に起きしてジョギングとコアトレ(もしくはサイクリング)、8時に朝食を食べて9-12時はテレワーク。
12時にランチ取って、14時-18時デスクワークか用事(家のこと、日曜大工、YOUTUBEリサーチとか)。
19時夕食、20時読書、21時テレビニュース、音楽など聞いて22時に就寝。8時間ばっちり熟睡します。
本はビジネス書が多いけど、「脳を鍛えるには運動しかない」(ジョンJレイティ著・NHK出版)、「ザ・コーチ」(谷口貴彦著・プレジデント社)、「アウトプット大全」(樺沢紫苑著・サンクチュアリ出版)を最近読んでいます。
脳と運動の関係は、なかなか職業柄面白いです。
土曜日はサイクリングしてコースマップの試作品を新しいアプリを使って作ったし、日曜日も秘密裡に釣りに行って釣った魚を料理して食べました。平日の晩酌は大好きなビールをやめてハイボールのダイエット中!
<スタッフの自宅待機はどうしてるの?>
スタッフとは週になんどか連絡を取り合っているけど、みな思い思いに過ごしていますね。
Manuは、3歳になる愛娘のために日曜大工で木製の屋台を作ってあげて果物屋さんやっている。
Masaは、ダイヤモンドヘッドまで往復1時間半の散歩。
Tamamiは、サーフィンか10k走と健康的。
Davidは、部屋の模様替えをしてワイキキの夜景を楽しんでいるそうな。
Yasuは、室内にゴルフ練習場を作ったって。さすが!
日本も主要都市で緊急事態宣言が発令され、我慢の時期がしばらく続くと思います。
早く元通りの生活に戻れるよう、感染せず、健康で、普段できないことを充足してください。
また近々スポナビハワイの近況レポートをお届けします。
Stay Positive & healthy !