Aloha! A-1です。
第16回目を迎えたホノルル・トライアスロン2019が、快晴のなか5月12日に開催されました。
地元ハワイを始め、日本を含む世界各国から約1600名をこえるアスリートたちが参加。
その盛り上がったようすを速報します!
初心者や初体験のトライアスリートウェルカムのこの大会で、経験者にとっても自己PRの出やすいコースレイアウトです。
メインとなるオリンピックディスタンスは、スイム1,500m、バイク40km、ラン10km、スプリントディスタンスは、スイム750m、バイク20km、ラン5km。
そしてトライアスロン以外に10kもあり家族や仲間と楽しんでいました。
僕はレースディレクターとして、日本語ブリーフィングを務めましたが、ブリーフィング前に質問した方の半分以上の方がトライアスロンデビューを飾っていました。
金曜、土曜日のEXPOでは、レースブリーフィング&パケットピックアップだけでなく、オフィシャルグッズやスポンサーブースがならびヨガフェスも同時開催されていました。
今年で第5回目となるヨガフェスは、ケンハラクマ先生や田中律子さんなど日本の有名なヨガインストラクターが集結し、会場は終始和やかな雰囲気でした。
ヨガだけでなく、BBQランチやナイトパーティなど充実した内容で参加者も楽しんでいました。
また、オフィシャルグッズでは、バイクジャージ上下、オリジナルボトル、ソックス、Tシャツが販売されました。
大会の記念やお土産に購入していく方が多かったです。
大会前の金曜日に初開催したサイレント・ディスコパーティー。
今アメリカではやり始めているのですが、ヘッドフォーンから自分の好きなジャンルのチャンネルを選んでみんなで好き勝手に踊るスタイルでプリンスワイキキ5階のオープンエアーの会場で開催されました。
外から音は聞こえないのですが、違う曲で踊っているのをお互い見るだけで笑ってしまうという仕掛け。
3チャンネルあって、今はやりのポップ、ソウル、Jポップもあるのですが、最初明るいうちは、参加者も少ないので皆照れがちでしたが、お酒も入り暗くなってくるとご覧の通りの盛り上がりでした。
新しいスタイルのパーティーです。
さて、当日朝4時にトランジションエリアがオープンし続々と選手たちが集まってきました。天気も快晴でとてもよいコンディションになりそうです。
朝することは、バイク(自転車)をそれぞれ決められたバイクラックにセットし、スイムのあとに走るヘルメットやシューズ、ゼッケンやサングラスなどをきれいに準備します。
トライアスロンは3種目のスポーツなのでこの着替えと移動をいかに早くこなすかによってタイムが数分違ってくるで、準備が大切です。
アメリカ国歌とハワイ州歌斉唱のあといよいよ5時45分からエリートのスタートです。
エリートは、日本とハワイ、アメリカからのトップ選手男女約20名。
一般の選手からするとあこがれるトップ選手が最初に一斉にスタートするのは見ごたえがあります。
誰もいないまっさらな海のゲレンデで勢いよく入っていきました。
大きな声援が送られます。
そしてその後は3分ごとに若い男子から順々にスタートし、6時6分50歳以上の男子まで7ウェーブ続きます。
そしてオフィシャル・スイム・スポンサーであるプリンスワイキキに宿泊の方専用のプリンスワイキキ・ウェイブが今年新登場し6時9分にスタート。
ホノルル・トライアスロンは、基本的に年齢別のエイジグループによるスタート形式を採用していますが、それだと家族や仲間とは性別や年齢の違いから一緒にスタートすることはできません。
初心者のパートナーをサポートしながら競技に参加したいとか、ペースがあう仲間と一緒にスタートしたいという方にはグッドニュースです。
記念すべき第1回目のプリンスワイキキ・ウェーブから2組のカップルがスタートしました。まさにVIPスタートです。
そして続く6時15分からウェットスーツ・ウェーブが水温が高かったため設定され、たくさんの日本人アスリートがスタートしました。
日本は水が冷たいのでウェットスーツを着用することが多いのと初心者には浮力のサポートが受けられるから着用される方が多いのですが、ハワイは水温が高いのでフルスーツを着てしまうと途中で脱ぎたくなるほど暑くなるのでその点は注意しなければならないです。
その後は、スプリント、ジュニア、ユースまでスタートは7時まで続きキッズと10kを除き全員がスタートしました。
トライアスロンは、やはり挑戦するスポーツということもあるのでしょうか、応援する家族や友人たちがとても多いのがよいですね。
またトランジションエリアに必ず戻ってくるので、選手がスタートしたら行きっぱなしということはなくスイムの帰ってくるところ、バイクのOUT/INなど近くで応援できる、してもらうのも選手としてうれしいと思います。
バイクコースは、アラモアナ通からニミッツハイウェイをホノルル空港近くまで道路をほぼ貸し切り。
警官やボランティアが交通規制をうまくコントロールしてくれて、普段走れない道路を信号などの制限も受けず気持ちよく走れるのも魅力です。
ランも同様で公園内、オーシャンビューのコースを楽しむことができますが、今年は快晴だったため最後の種目では暑さとの闘いだったかもしれません。
そして、今年から計測を復活させたキッズレース。
バイクコースも公園をフルに活用するコースに延長。
7-8歳、9-10歳のカテゴリーでかわいいながらも一生懸命走る子供たちに大人たちも歓声をあげるほどです。
入賞者のあとは参加したキッズ全員が集まって記念写真。
毎年この風景に癒されます。
いろいろなドラマがそれぞれあったと思いますが、無事に終了しほっとしています。
完走した皆さん、お疲れさまでした。
来年の開催は2020年5月10日の予定です。
企業対抗や短いリレーなど初心者、未経験者も参加できる大会にもっとしていきたいと思いますので、未経験の皆さんも是非来年はホノトラチャレンジしてください。