Aloha!Davidです。ハワイ島の中でも雨の多いヒロで、緑豊かな自然の中を走ることができるビッグ・アイランド・インターナショナル・マラソンが開催しました。
今回は、2019年3月17日に行われた大会の模様をレポートします。
スタート
今年で22回目を迎え、今年の参加人数は全体で約700名でした。
雨の多いヒロですが、この日の天気は晴れ。
ランニング日和です。
スタートは種目ごとに分けられており、フルのスタートは午前6時、ハーフは6時15分、5kmは6時30分、10kmと3.2kmウォークは7時00分スタート。
制限時間はフルもハーフも同じく午後1時まで。
この大会はスタートとゴールが同じ場所になります。
コース
フルはヒロのベイフロントからスタートし、ハワイベルトハイウェイを北上し、途中熱帯植物が多い古い街道を走りボタニカルガーデンで折り返します。
同じコースをスタートまで戻り距離は約25Km。
そこからは海岸線に沿って通っているカラニアナオレアベニュー沿いを走り、ほぼ同じコースでスタート地点まで戻ってゴールとなります。
ハーフもフルと同じで折り返すポイントが距離の分だけ短くなるだけです。
10kmと5kmと3.2kmウォークはベイフロントからスタートし、フルとハーフとは逆の方向に東に向かってほぼアップダウンがないコース。
フル、ハーフはダウンタウンを抜けるとまず上り坂。
そして5km過ぎから熱帯雨林地帯へ突入。
ここからノスタルジックな山道が続きます。
木々がたくさん生い茂っていて、緑の香りと沢の水流の音がとても心地よく、気持ちを穏やかにしてくれます。
フルは10km地点過ぎから先ほどのとは別の熱帯雨林地帯に突入。
どちらも熱帯雨林はアップダウンはありますが、この大会の魅力でもあります。
フルもハーフも後半のコースは高低差がほとんどなく、フラットなコースとなっています。
ホテル周辺や工場の一部を走り抜けて海岸線沿い、一部空港周辺を経由するコースとなっているので、綺麗な海や養魚池を見ることができ、視界も開けているので走りやすいです。
今年はラッキーな事にランナーはマウナケアを見ながら走ることができ、すばる望遠鏡も見えてましたよ。
エイドステーションは3~4km間隔に全部で11カ所設置され、トレイは9カ所設置されています。
そのうち数カ所はコース沿いの公園のトイレを使用します。
9時頃から吹き始めた強風は、折り返してゴールに向かっていくランナーにとっては向かい風。
急に変わる天気もヒロならでは。
ランナーの勇姿を見ると沿道の応援にも力が入りますね。
ゴーーール
完走メダルは完走後に、参加者Tシャツは前日のエキスポでもらえます。
フルマラソンの優勝はBilly Barnettさん。(写真左)
タイムは2時間51分57秒でした。
レース後に総合入賞者と年代別入賞者には楯が贈られます。
日本人ランナーも年代別で入賞。
おめでとうございます。
そしてこの楯がカッコいいので、せっかく走るのであれば入賞目指して是非この楯をゲットしてください!
比較的小さな大会ですので年代によっては走れば入賞なんてことも。
大チャンスです。
スタジオリムから「ゆるラン・旅ラン」中のレイコさんとヒロコさんが参加してくれました。
明るく元気な二人に癒されました。
ハワイのマラソン大会は朝早くスタートするのが一般的。
イベントはお昼頃には終わるので、午後は丸々有意義に使えます。
走るだけではなく、走った後もマラソンの醍醐味があります。
普段とは違った日常を過ごしてみてはいかがでしょうか?
ローカル色がたくさん詰まったこの大会。
熱帯雨林も海岸沿いのコースもとても素敵で、内容の濃い大会。
ホノルルマラソンとはまた違った魅力たっぷりです。
来年は23回目を迎え、開催日は2020年3月15日(日)と決定しています。
スポナビハワイでも近日中にエントリー受付開始します!!
大会申込ページはこちら。