新しく、bikiの利用方法を説明した動画が出来ました!
※なお、2019年9月に料金が改定になりました。
シングルライド(30分) 旧)$3.5 → 新)$4.0
超過料金(30分ごと) 旧)$3.5 → 新)$4.5
Aloha! スポナビ編集部です。バイク(自転車)シェアリングというシステムをご存知でしょうか?日本でも、千代田区や港区など東京都内6区での自転車シェアリングの実験が、今年の1月から始まっておりますが、ホノルルでも、この自転車をシェアして使うバイクシェアリングが、6月28日から「biki」をいう名前スタート!!さっそくスポナビハワイも試してみましたので、使い方などをご紹介しますね!
また、「Biki」を安全・快適に乗りこなすポイントについては、コチラをご覧ください。
バイクシェアリングとは?
「biki」とは、ハワイ語で"速い"を意味する「wiki」と「bike」を組み合わせて作られた造語。速くて便利な移動手段を意味してます。通常のお店で借りる場合と違う点は、「バイクストップ」と呼ばれる場所で、借りて返すところ。「実際に乗っている時間」制での課金システムです。もちろん、どこのバイクストップで借りても返してもOKなので、同じ場所に返す必要はありません。現在、ホノルルには130のバイクストップがワイキキからダウンタウン方面などに設置されています(2020年11月20日現在)。各バイクストップには、バイクストップマップと、自転車を運転する際の注意書きが書かれたフライヤーがおいてあります。
料金プラン
シングルライド
$4.0で30分以内の乗車。こちらは、1回のみ有効で、バイクストップtoバイクストップでの利用になります。延長料金は、自動で30分ごとに$4.5課金されます。
※2019年9月に料金が30分$3.5→30分$4.0に改定になりました
フリースピリットパス
$20で300分(5時間)以内の乗車。何回でもバイクストップ間を移動して使えます。こちらは、60分前、30分前になると、もう一度$20分のパスを買うか、30分毎に$4.5の課金にするか、お知らせを受けることが出来ます。また、有効期限がないので、1週間でも1カ月でも必要な時に必要な時間だけ使えます。
その他
マンスリープランには、フリースピリットプランと同じで、バイクストップ間を何度でも移動でき、1カ月間60分使い放題で$25、30分使い放題で$15があります。こちらも超過料金は30分ごとに$4.5となります。
便利なアプリとウェブサイト
現在、ワイキキには20、アラモアナビーチパーク内だけでも7つのバイクストップがあります。このバイクストップの場所、何台の自転車があるのかは、ウェブサイトまたは、アプリを使って確認することが出来ます。
ウェブサイト GoBiki.org
こちらのウェブサイトからは、バイクストップの確認の他にも、マンスリープランなどを定期的に利用する方向けのパスの購入などが出来ます。
→GoBiki.org
スマートフォンアプリ
スマートアプリをダウンロードして使えば、一目で一番近いバイクストップの確認などができます。
残念ながら7/6/2017現在、アップルストアではアメリカのアカウントが無いとダウンロードが出来ません。
現在はダウンロード可能になりました。
ご旅行前に日本でダウンロードされてくることをおススメします。
<左側の画像下>
自転車アイコン:何台自転車がこのバイクストップにあるのかが確認できます。
バイクストップアイコン:何台返却可能かが確認できます。
<右側の画像>
使用頻度の高いバイクストップをお気に入りに入れておけば、現在の状況が素早く確認できます。
bikiの使い方
Buy a Passを選ぶ
まずは、近くのバイクストップへ行き、クレジットカードを挿入。何もしないと画面は黒いままです。初めの画面に「Buy a Pass」ボタンがでてくるので、こちらをタッチ。
何台借りるか選ぶ
1回の利用(支払い)で、数台の自転車が借りれるので何台借りたいかを選びます。
日本語も対応!
おっと!操作の途中で気が付きましたが、左上のランゲージボタンを押すと日本語モードもあるのでとっても便利。その他にも、韓国語と中国語。スペイン語が無く、アジア圏の言語が選べるのがハワイっぽいですね。
料金プランを選ぶ
利用プランを選びます。bikiパスやbikiのアカウントをお持ちでない一般ユーザーの方は、シングルライドかフリースピリットプランのどちらかをお選びください。
条件に同意する
クレジットカードが必要になるので、支払う人は、18歳以上であることが条件となります。また、乗車は16歳以上でないと乗る事が出来ませんのでご注意ください。また自転車は子供のサイズはなく、全てワンサイズです。
電話番号を入力
ハワイでつながる電話をお持ちでない場合は、滞在先のホテルの電話番号でも大丈夫です。緊急連絡先として入力してください。
料金の確認
初めに選んだプラン料金の他に、デポジットとして$50が保証金として課せられます。こちらは、バイクストップへの返却が、システム上で確認出来た際には、チャージされません。
支払い
クレジットカードでの支払いのみになります。支払い後にコードが発行されます。こちらは、プリントも可能です。
自転車を外す
自転車のロックを外すには、支払い時に発行されたコードを、自転車ラック左横のボタンで入力します。青いボタンが光れば、入力完了、バイクストップから自転車を外す事が出来ます。
自転車を返却する
バイクストップへの返却は、ガチャンと自転車をバイクラックに差し込み、”ピー”と音がなって青いランプが光るのを確認してください。ちゃんと返却できたか心配な場合は、支払い時に使ったbikiのシステムでクレジットカードを差し込むと利用状況の確認やレシートの発行をすることが出来ます。
自転車の性能
ギアは3段階、バスケットが前についています。ブレーキは、前車輪にディスクブレーキがついています。スカートを履いていても跨ぎやすく、あまりスピードは出ませんが、安全面と耐久性に優れた自転車です。歩くよりは4倍ほどの速く移動でき、ワイキキやアラモアナなど平らな場所には便利。サドルは簡単に高さの調節が出来ます。また、各自転車にはGPSが付いており、壊れていた時、また、壊れた時には、連絡先の電話番号が各自転車に明記されています。
実際に乗った感じは、少し重めで安定感があります。ギアは2に設定しておいてスピードが出てきたら3へとチェンジするの良いかと思います。1はかなり軽いので、坂を上るのには良さそうです。
どんなシーン使うのが便利か?
ワイキキには、1ブロックおきくらいの間隔でバイクストップが設置されているので、ワイキキとアラモアナ周辺、またダウンタウン内をちょこちょこ移動するのに便利です。ワイキキ内では自転車を止めるバイクラックは、あるにはありますが、数が少ないので、日中は自転車を止める場所があまりありません。bikiはバイクストップ返却するので、その心配がありません。
また、ハワイでは、繁華街など、お店の前などに停めおくと、盗難の確立もとても多いのです。バイクストップごとに自転車を置けば、盗難の心配がありません。
バイクストップに自転車が無い?
借りる自転車がない、もしくは、返すスポットが無い時はどうしたらよいか、などの心配はあまりありません。なぜなら、日中は、バイクストップの自転車の在庫を管理している人達がいるので、自転車が多く返却されている場所から、少ない場所まで専用車で自転車を運搬しているのです。
興味のある方は、是非、利用してみてください。
2017年7月6日公開
2020年11月20日更新