Aloha! Yasuです。今年もやってきました「ソニー・オープン・イン・ハワイ」!
1999年にソニーが冠スポンサーになったこの大会は、約90年の歴史が刻み込まれた伝統ある大会です。今年は日本から、松山英樹、谷原秀人、小平智、片岡大育、岩田寛、宮里優作の6選手が出場しました。後者の3選手は残念ながら予選落ちとなってしまいましたが、前者の3選手は見事に決勝ラウンドに進みました。
1月12日~15日に大会が行われ、最終日の決勝ラウンドを観戦してきました。私自身、これが人生で初めてのゴルフトーナメントの観戦であり、名だたるプロのプレーを間近に見れる貴重な機会ということでワクワクしていました。今回は日本人選手のプレーぶりや結果だけではなく、ソニー・オープンの楽しみ方をご紹介します。
会場までの行き方
ワイキキから会場であるワイアラエ・カントリー・クラブまではシャトルバス(トロリー)が30分間隔で運行しており、片道2ドルで利用することができます。
ワイキキでの乗降場所は
「ヒルトン・ハワイイアン・ビレッジ」
「サラトガ通りのエッグス・シングス前」
「シェラトンワイキキ」
「ワイキキビーチのデューク像前」
「ホノルル動物園前のワイキキビーチ」
「ワイキキ水族館」
と6か所あり、どこからでもワイアラエ・カントリー・クラブまで行くことができます。私がお勧めする乗降場所は「ヒルトン・ハワイイアン・ビレッジ」です。ワイアラエCCに向かうバスは、最初にヒルトン前でお客さんを乗せてから各乗降場所に立ち寄ります。ですので、ヒルトンから乗る際は空席があり座って会場まで向かう事ができます。
シャトルバスの乗降場所から会場までは歩いて5分ほどかかります。沢山の人と車が会場に吸い込まれていく光景が、このトーナメントがどれだけ注目度の高いものかを物語っていました。また、観戦者の人達が笑顔で大会の話や最近の出来事を話しながら会場に向かってる光景をみて、このトーナメントが、ただ順位を決めるためのモノでなく、人と人を繋ぐ機会を作っているんだなと感じました。
会場の雰囲気
新年の序盤を飾る大会ということで、会場は盛り上がっていました。ハワイの素晴らしい気候も相まって、スポーツ観戦でありながらも、レジャー(レクリエーション・ピクニック)としての魅力も感じました。
快晴の下、注目選手のプレーを見ながら芝生の上を歩く気持ちよさは、普段アスファルトの道の上ばかりを歩いてる私にとって、とてもリラックスできる時間でした。また、選手のラウンドについていくことでウォーキングにもなり、気持ちよく体を動かすこともできました。陽射しは少し強かったですが、コース上には木陰が沢山あるので簡単に涼むことができます。
楽しいイベントの数々
ソニー・オープンではゴルフトーナメントだけでなく、数多くのイベントが行われています。ソニーが冠スポンサーということで、ゴルフ場にはソニーの商品を紹介するテントが設置してありました。最近話題の「PlayStation VR」や新商品があり、それらを自由に体験できるスペースになっていました。ゴルフ好きの父親に無理やり連れてこられたような男の子達が楽しそうにゲームをしているのが印象的でした。
また、お客様自身がサンリオのキャラクター「キティちゃん」「ぐでたま」のオリジナルTシャツを作ることができるブースが特設されていました。ゴルフクラブを持ったキティちゃん、日焼けしたキティちゃん、ウクレレを弾くぐでたまなど、ハワイのゴルフトーナメントらしさに富んだデザインでとても可愛かったです。他にも食事を提供するテントやスポンサーのブースなど観戦者が楽しめる仕掛けが多く盛り込まれていました。
各選手の結果
決勝ラウンドに進んだ3人ですが、松山選手、谷原選手が27位、小平選手が49位で終戦。日本のメディアはもちろんですが、海外のメディアからも優勝候補として取り上げられていた松山。苦手とするワイアラエCCで苦戦を強いられ、今季ワーストの27位での終戦、賞金ランキングも1位の座を明け渡す結果となってしまいました。各選手、ハワイでは思ったような結果を出せませんでしたが、今後の活躍に期待したいですね。来年こそは是非ワイアラエ・カントリー・クラブでトロフィーを!応援してます!
私にとって初めてのゴルフトーナメント観戦となったソニー・オープン。実際に生観戦することによって、沢山の魅力を感じることができました。まずは、なんといってもプロの選手のプレーを生で見れること!プロの弾道を自分の目で追い、生の打球音が聞ける経験は、テレビ画面を通してでは得られないものだと実感しました。また、イベントが行われていたり、スポンサーがブースを出していたりと、ゴルフ観戦以外にも楽しめる要素が沢山ありました。家族でイベントやハワイのグルメを楽しんでる姿が印象的でした。
そして、青々とした芝生や木々とハワイの温かい気候が、とても心を落ち着かせてくれました。ご高齢の夫婦が芝生のコースをゆっくり歩きながらプレーを見たり、家族が芝生に座りながら食事を楽しんでいる姿は、まるでピクニックをしているかのようでした。私の知っているスポーツ観戦は、熱気に包まれてエネルギッシュな空間です。
しかし、ソニー・オープンはスポーツ観戦でありながら、リラックスもできる独特な空間でした。ゴルフに興味がない人も楽しめる要素が沢山ありました。また来年も訪れ、ゴルフ観戦を満喫し、できれば日本人選手の優勝する瞬間を見届けたいと思います!