Aloha!Kazuです。4月28日(日曜日)に開催された"ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド2013"。過去史上最多約1,000名のライダー達が晴れのノースショアを走り抜けました。今回は私も一緒に走ったのでライダー目線でお届けます。
コースはハレイワからスタートして、ホノルル・センチュリー・ライドの折り返し地点でもあるスワンジー・ビーチ・パークで折り返す100km、ガーリック・シュリンプで有名なカフクの町で折り返す50kmとサーフィンで有名なサンセット・ビーチで折り返す25kmが用意されているほぼフラットなコースです。
当日の体調に合わせて自由に走る距離を選ぶ事が出来るファンライドですので、ご家族連れでの参加、マウンテンバイク、ピストバイク、タンデム(二人乗り用自転車)やリカベント(寝そべって走る自転車)などと、色々なタイプの自転車で参加が可能です。そして、スタート前には自分のスキルに合わせてA,B,C,D順に並びます。「ゆっくり行こう」と、いう方は後ろの方へ並びましょう。
ワイキキからの送迎サービス(スポナビアシスト)をご利用された日本からのサイクリストの皆さんと記念撮影。左から長谷場ご夫妻、高本ご家族、リピーターの岡さん、土居さんと内田さん、そしてA1。皆さんいい笑顔ですね。
さて、スタートです。最初に足に自信のあるヒートAがスタート。私もこの中に混ざって一緒にスタートです。このグループはファンライドとはいえ、とにかくペダルを回し続ける本格的なサイクリスト達なので、折り返し地点までをなんと約1時間半程で走ってしまいます。そんな彼らに私もついて行きましたが、今回のコースで唯一の坂であるワイメアベイで引き離されてしまいました。
さて、黙々と走ります。ここはタートルベイを越えて、ガーリックのいい香りがするカフクに差掛りますが、まだお店は開店していません。見ての通り、この日はかんかん照りの晴天ではなく少し雲があり、走り易かったのですが、少しガスがかかっていましたね。
こちらは25km折り返し地点のエイドステーションでの一枚。ボランティア達と岡さん、素敵な笑顔ですね。疲れたときにボランティアの笑顔って癒されますよね。用意されていたのはオレンジ、パイナップル、バナナ、ドーナツ、プレッツェル、スポーツドリンクと水ですが、中でもオレンジは甘く、全てのエイドステーションで美味しかったです。
カフクのエイドステーションを過ぎた頃には空が青くなり始めました。この辺りは視界が開けてくる場所で、進行方向右側にはにコオラウ山脈が見えてきます。そのすそ野は大きな牧場となっていて緑豊かで気持ちが良いんです。自然の中の美味しい空気を吸って一気にスワンジー・ビーチを目指しましょう。
今回のコースの半分(100kmの折り返し地点)であるスワンジー・ビーチに到着です。先頭集団には引き離されましたが何とかたどり着きました。ここはエイドステーションもありますが、道路の反対側にはセブンイレブンがあるので、何か不足な物があれば補給できますよ。9月のホノルル・センチュリーライドの折り返し地点でもあります。
内田さんも休憩後、ゴールに向けて走り始めましたね。内田さんは写真などを撮りながらノースの雰囲気を満喫されていました。
こちらは同じくスワンジー・ビーチでの土居さん。両手でシャカ!でとても楽しまれているようです。土居さんは前日にIT&Bにてジャージを買われたそうです。これは今年の新しいデザインですね。ハワイのバイクイベントに参加された方は是非オリジナルのジャージを記念に購入してはいかがでしょうか?ハワイらしい柄や日本にはない様なカラフルな柄が揃ってますよ。
そんな中、先を急ぐサイクリストは10人程度のいくつかの集団でゴールを目指します。往路は山側の道を走り、復路は海側の道を走ります。自転車に乗っていると少しの距離ですが、景色が違うものなんですよね。帰りは青くて綺麗な海と白いビーチを見ながら走っていると、どうしても止まって休憩したくなります。そんな寄り道したくなる場所が、このコースにはいっぱいあるのです。それに、シュリンプ・ワゴンもあるので、気軽に休憩したり食事しながら自分のペースで走る事が出来ます。但し、コースクローズになるPM2:00には戻りましょうね。
帰りのサンセット・ビーチ。私も思わず止まってしまいました。といいますか、パンクしたので止まるしかなかったんですけどね。
続々とハレイワにサイクリストたちが、戻って来ましたね。ここからゴールはあともう少しです。
こんな家族連れで参加しているローカルが多いのもこの大会の特徴ですね。みんな良く走り切りました。ゴール後はオフィシャルのカメラマンが記念撮影をしてくれるので記念にいかがでしょうか。
スポナビライダー達も戻って来ましたね。カフクでガーリック・シュリンプを食べられた高本さんご家族(左側)。10歳のショウゴ君もよく頑張りました!!家族で走れるってすごく良い思い出になりますね。写真右は夫婦で100kmを走り切った長谷場ご夫妻。みなさん、お疲れ様でした。
このコースはお子さん連れでも無理なく参加出来るフラットな道が続きます。そこにノースの綺麗な海、運がよければウミガメ(ホヌ)をコース上にあるビーチで見る事ができたりします。そしてお腹が減ったらカフクでガーリック・シュリンプを食べたり、ゴール後に時間があればハレイワを散策するなんてのもありですよね。自転車でしか味わえないノースの雰囲気を是非体験してみてくださいね。来年の『ハレイワ・メトリック・センチュリー・ライド 2014』でお待ちしております、是非みんなで一緒に走りましょう!
2013年5月2日公開