Aloha! Kazuです。今年で18回目を迎えるビッグ・アイランド・インターナショナル・マラソン2015がハワイ島ヒロで3月15日に開催されました。ハワイ島でも比較的雨の多い地域ですが、天候は前日から快晴に近く、マウナケアの山頂に積もった雪がハッキリと見える程でした。ランナーの思いが伝わったのか当日の天気も比較的良好なマラソン日和になりました。
素晴らしい笑顔!今年の大会エントリー数はフル、ハーフ、5K合わせて約1,000名が参加し、地元ヒロはもちろん海外からのも多くのランナーが参加しました。
日本からもたくさんのランナーが参加してくれました。何故かヒロでは日本人が比較的いい成績を収める事が多いんですよね。昨年総合1位はスポナビアシストのお客様でした。年齢別でも多くの方が入賞しています。今年も多くの日本人ランナーが入賞されました。本当におめでとうございます。5+2大マラソンにノースショア・マラソンを残すだけとなったヤマザキさんも年齢別で1位と素晴らしい成績です。走るたびに速くなっているところが素晴らしい。おめでとうございます!
コースの説明
以前はスタート地点がヒロから北に離れたペペエケオという小さな公民館まで、全員でバスで移動してからのスタートでしたが昨年からヒロベイがスタートとゴール地点に変更され、フルとハーフは熱帯雨林を味わえる登りのコースへ向かい、それぞれ折り返してからスタート地点を通過して比較的平坦な海岸線のコースを折り返してゴールを目指します。5Kはフル・ハーフとは逆のコースにスタートして美しいヒロベイの海岸線を走りゴールに戻ります。
朝6時のフルから順にスタートしていきます。日の出はスタートから約30分後なのでちょうど幹線道路から旧道に入る頃には明るくなってきます。カットタイムは7時間なので午後1時にはタイムが終了します。
ボランティアに感謝
それぞれ3~4Km毎にエイドステーションがあり地元のボランティアたちが朝早くからランナーを応援する準備をしてくれています。朝2時に起きてキラウエアから毎年ボランティアに来ている方も。本当に頭が下がりますよね。毎回感じますが、彼らボランティアと話したりしているとマラソンイベントは彼らの力で成り立っていると実感します。単調な後半のコースで気持ち的にも途切れる感じになるところを、温かい彼らの応援でもうひと頑張り出来た方も多いのではないでしょうか。
思わず立ち止まりたくなる景色
走っていると周りの景色はこんな感じになります。これは新道(幹線道路)から旧道を見下ろしています。ほとんど緑の中を走っている事がわかりますよね。空気がとても清々しく、思わず深呼吸したくなります。
特にこの場所の周辺は滝あり、サーフポイントありと走るだけではなく立ち止まっての記念写真のポイントでもありますので必ず走るときにはカメラを用意しましょう!もちろんタイムを狙っている方は除きますよ。撮り損ねましたけどクジラの親子がヒロベイにやってきていました。
ゴール地点の交流
そして到着するゴール地点では、名前を呼ばれボランティアがメダルをかけてくれます。地元の知らない人たちやボランティアがみんなで完走を喜んでくれるので1人での参加でも全く問題ないほどですよ。フィニッシュ後はフルーツや有名なプナルウのスイートブレッド、冷たいドリンクなどでリフレッシュして下さいね。今年はフルマラソンの方だけに麦の泡が出る飲み物が用意されていました。残念ながらハーフと5Kの方達は飲めません。
みなさん笑顔でゴール!
マッサージをして疲れた体をほぐしてもらう人も多いです。
そして表彰式。冒頭にも書きましたがなぜか日本人ランナーが入賞する確率が高いのです。あなたも次回チャレンジしてみてはどうでしょうか?表彰台に上がれるかもしれません。では、申し込みお待ちしております!
大会の後、スポナビだけのお楽しみ!
さて、完走後にランナー同士のコミュニケーションの場を作ろうと、昨年のコナマラソン(前回のレポートはこちら)からはじめたアフターラン・ミーツも開催しました。場所はヒロのダウンタウンで約2時間ほどでしたが楽しく開催出来ました。初めて同士の方達ですが、それぞれ共通のランについての話は途切れることがないのでした・・・
≪アフターランミーツ開催イベント≫
アフターランミーツが開催される場所は、ゴールからほど近いおすすめレストランになります。時間は大会終了後の夕方頃から2~3時間程度で費用はお食事+1ドリンク付きでお1人様50ドル程度。
お申込みいただいたお客様には、細やかなプレゼントも用意されています。次回のアフラーラン・ミーツは5月24日オアフ島で開催されるハイビスカス・ハーフマラソンです。こちらもご参加お待ちしております!
2015年3月19日公開