アロハ!ジーンです。ハワイ島は、陽光が降り注ぐ街、カイルア・コナに行ってまいりました。 そうなんです、6月28日に開催されたコナ・マラソンの初取材だったのです!!
マラソンを通じて仲間や家族と楽しい時間を過ごすことを目的として1994年に始まったイベント。フル・マラソン、ハーフ・マラソン、10K、5Kの4種目から、自分自身に合ったレベルを選べます。今年で16回目となるイベントは、大会記録となる1,235人ものランナーが集まり、大変な盛り上がりを見せました。フル・マラソンは258人、ハーフ・マラソンは521人、10Kと5Kの総合計は約500人にもなり、イベント主催者側もこの数には驚いたようでした。
スタートラインは、ハワイでも人気が高いコナ・リゾートのアウトリガー・ケアウホウ・ビーチリゾートから。海沿いのアリイ・ドライブを、まだ気温が上がる前の午前5時半からフル・マラソンの選手たちが一斉に走り出します。
美しいアリイ・ドライブを北へ進み、5K/10Kのランナーたちは途中で折り返し。ハーフ・マラソンのランナーたちはカイルアコナの街を抜け、クィーン・カアフマヌというハイウェイにつきあたるところに最近できたスポーツオーソリティー前で南へ折り返しします。一方、フル・マラソンのランナーたちは、ハイウェイをひたすらコナ空港に向かって走り続けます。灼熱の太陽の日差しは、ちょうどこの時間帯から徐々に強くなってきます。そして約21.1kmの地点に、ようやく折り返しのゲートが・・・。ここまで一気に北上を続けてきたフル・マラソンのランナーたちは、ここから初めて南へと進路を変えます。
日差しが厳しい中、ランナーたちがそれぞれの目標で走る姿には、やはり熱く感じるものがありますね!!
ゴールでは、ランナーたちが家族や友達の声援にもう一頑張りを見せていました!
毎年コースなどのご紹介をしているので、今年はこの素晴らしい大会を支えている大会会関係者にコナマラソンの歴史についてお話をお伺いしましたので、ご紹介したいと思います。
登場人物は、こちらの3名です。
ジョン・クニタケ(65) 創設者(ファウンダー) カリフォルニア州で20年間ジョッキーとして活躍し、その名声を武器に家族とともにハワイでコーヒー産業を設立。 彼のルーツは日本の福岡ですが、一度も日本を訪れたことがなく、いつかは訪れたいと話してくれました。ゼッケンの番号は、もちろん「1」。
フランク・ショーター(62) ゲスト・ランナー 元五輪マラソン選手。 ミュンヘン・オリンピックのマラソン競技でアメリカに64年ぶりに金メダルをもたらし、その後、1971年から74年まで福岡国際マラソンで4連覇し、そして76年のモントリオールでは銀メダルを取ったことは有名なお話。毎年ハーフを楽しんでいるが、今年は足を手術したばかりでドクターストップにもかかわらず、5キロをジョギングで参加。
ジム・レベル タイミング・ディレクター 16年前からコナ・マラソンの運営を支える。ランニングを愛し、ランナーの目線からコースの運営をレースディレクターのシャロンとともにオーガナイズする。
そして、コナ・マラソンの歴史は次の通りです。
もともとコナ・マラソンは、約17年前にジョン・クニタケ、ジム・ラベル、そして妻のニア・ラベルのある日の食事中の会話から始まったそうです。「何かこの街で人のためになることをしたい」という3人の意思から企画がスタート。結果それがマラソンという形になり、16人の少人数での第1回コナ・マラソンが開催されたのです。すると、街全体の評判がよく、2年目も主催することが決定。ハワイ州の中で人気がふくれ上がりました。
翌年、ジョン・クニタケはあるきっかけでオリンピック選手と知り合い、イベントに参加するよう依頼。 その選手とは、1972年ミュンヘン五輪中にテレビ中継で見たマラソン選手のフランク・ショーターだったのです。 是非コナ・マラソンで走ってほしいとリクエストしたところ、快諾したフランク・ショーターが、第3回のコナ・マラソンに出場!!以来毎年欠かさず参加するようになりました。
コーヒー産業を立ち上げたジョン・クニタケはUCCと手を組み、より大きなイベントにすることに成功しました。 医療財団への支援、コーヒー産業の発展にも、コナ・マラソンは幅広く貢献するようにもなりました。 そういったところにフランク・ショーターは魅かれたそうです。
フランク・ショーターはスピーチの最後に次のような言葉を述べていました・・・。 「僕がこのマラソンに参加し続ける理由は、30年前に起きたマラソン・ブームの頃の気持ちになれるからだ。コナ・マラソンを一緒に走るランナーたちの暖かい人柄が何よりも居心地が良い。こうして毎年気持ちよく走れるのは、ジョン・クニタケのお陰です。心から感謝しています。」
そんな、魅力あるコナマラソンにスポナビハワイを通じて約30名の方が参加しました。 家族で記念に参加したというナカツカさんファミリーをはじめ、去年に続き参加されたナンブさんは、今年も見事に入賞。フルマラソン初参加のヒラサワさん、5K参加のセキさん、皆さん入賞おめでとうございます!! 入賞を目指す方、ご自分の目標にチャレンジする方、マイペースに楽しむ方、、、いろいろな方が日本から参加されました。
是非、皆さんも来年参加してみては、いかがですか?本当に美しくて、フルはちょっとチャレンジングなコースが魅力だと思いました!! 僕もやろうかな!!
コナ・マラソン2009の様子
2009年7月8日公開