ハワイ島東海岸に位置し緑あふれるヒロエリアで開催されるランニングレース。スタート後は、熱帯雨林が茂る旧道を駆け抜け、ノスタルジックなオールド・ハワイの町並みを越え、ゴールを目指すワンウェイ・コース。全参加者が800名というのどかなローカルレースでありながら、世界各国からランナーたちが集まる魅力は何だろうか。
レース前日にスポンサーのひとつでもあるヒロハワイアン・ホテルに「ヘルス&フィットネスエキスポ」がオープン。ウェアやサングラス、ウォーターボトルなどのブースが並ぶが、参加者数と同様にこじんまりとした感じ。
ビッグアイランド・インターナショナル・マラソンは、フルマラソンのほか、ハーフマラソンよりも少し短い10.8マイル(17.3キロ)、そしてウォーカーも参加できる3.1マイル(5K)の3コースがある。来年の2009年からは、正式なハーフマラソン13.1マイル(21K)が実施される予定。
さてレース当日。マラソンのスタートは朝6時だが、スタート地点はヒロのシーニックドライブ(景色の良い街道)にあるので、ヒロハワイアンホテルを4時30分にバスが出てスタート地点に向かう。バスは黄色いスクールバス。
スタート地点は、ペペエケオ・コミュニティーセンター。写真はスポナビアシストご参加の市川さんと余川さん。ホノルルマラソンなどメジャーな大会に比べると本当にシンプル。でも仮設トイレなどは十分に置かれているし、荷物預かりや予備の日焼け止め、バセリンなども置いてあるからランナーにとって困ることはない。
そしていよいよスタートの6時。
真っ暗闇からのスタートで、これからサンライズと景色を楽しみながら走ることになる。
コースの高低差マップはこんな感じで、標高150メートルのスタート地点から熱帯雨林が茂る旧道をどんどんと下っていく。涼しくて、さらに下りということで飛ばしがちだが、ここでオーバーペースにならないように気をつけないといけない。
この旧道はレース時通行止めになるので、前日に車で走ったときの写真をご覧ください。

オノメアベイと呼ばれる場所には、ハワイ・トロピカル・ボタニカル・ガーデンという植物園があったり、美しい海岸線が見える。こんな景色を見ながら走れるなんて最高だ。
ご存知の通りコナやワイメアからヒロに続く幹線道はひとつだけなので、この幹線道をクローズするわけにはいかない。だからこの幹線道の脇にある旧道をジグザグに走るわけだけど、旧街道だからこそハワイの自然らしい道を走ることができるのも魅力だ。
また2マイルごとに置かれたエイドステーションでは、多くのボランティアがランナーをサポートする。
朝方に降るシャワーも、雨の多いヒロでは仕方ないか。10.8マイルを走るランナーにとっては、ホノリイの峠を越えると後はヒロベイが見えてきて間もなくゴールだ。
ヒロの街に入るワイルク川の橋の上は、写真のベストショットが撮れるところ。
ゴール前では声援が最後のスパートを助けてくれる。
10.8マイル(17キロ)の人はこちらでゴール。しかしマラソンランナーにとってはまだ半分以上が残っている。
ヒロ国際空港の周りを抜けしばらくは単純な道が続く。この辺が27キロ地点。
キングス・ランディングスというヘイアウらしき公園で折り返すのだが、日が昇るにつれてランナーたちは体温上昇と戦うことになる。ボランティアが差し出してくれる冷たい水とエナジーバーにランナーたちが皆「サンキュー!!」と笑顔で応える光景が微笑ましい。
35キロ地点を越えたころのオネカハカハ・ビーチパーク。折り返しも同じ道でなく、海岸沿いにコースをとりランナーに飽きを感じさせない工夫が感じられる。
そしてエイドステーションや応援の人数も最後になればなるほど増えてくるから、尚更ガンバル気を与えてくれる。
あとわずか2キロとなったバニアン・ドライブ。バニアンツリーの木陰を抜けると間もなくゴールだ。
ゴール前では、家族や知人、レース関係者たちが暖かく迎えてくれる。
フラガールからメダルのプレゼントも
ゴール後は、マッサージやリフレッシュメントで疲れを癒す。
そして午後12時から表彰式。
総合優勝のほか、年齢別に3位までの入賞者が表彰される。
レースディレクターのビッグドッグことウェインさん。彼と多くのボランティアのお陰で今年のレースも無事に終了できた。
2009年の『ビッグアイランド・インターナショナルマラソン』は3月22日に開催予定。ぜひ、来年ハワイ島で会いましょう!!