番狂わせな結果に大盛り上がりを見せた大会シリーズダイジェスト!
アロハ!マイコです。
今年も残すところあとわずか!豊富な波のお陰で、今年も多いに盛り上がりを見せ幕を閉じたヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン。このコンテストシリーズのメイン会場オアフ島ノースショアで行われた、男女合わせて5つの大会結果をダイジェストでお送りします!
まずは、11月19日にハレイワのアリイビーチ行われた、本大会シリーズ第一戦のハワイアン・プロ女子決勝戦。当日は、4~5ftサイズの波がコンスタントに割れ、天候も良好。ファイナルは、ハワイ出身の若手注目選手、アラナ・ブランチャードと現在のディンフェンディング世界チャンピョン、オーストラリア出身のステファニー・ギルモアの接戦となった。両者ともにバックサイドでのパフォーマンスが続きポイント差は僅か1.12ポイント。最後は残り時間4分のところでアラナ・ブランチャードが決めた1本がこのヒートでの最高得点となり、今年初めて全イベントに出場予定となっていたルーキー、アラナ・ブランチャードが勝利を飾った。続いて、22日に行われた男子決勝戦。6~8ftのコンディションで行われたファイナルは、ハワイ出身のジョエル・センテイヨがヒート中で最もベストと言われる2本の波を決め、優勝を勝ち取った。ホームポイントでの優勝となったジョエルは、ASP WQSシリーズランキングを131位から51位まで一気にジャンプアップという快挙。残念ながら来年度のASPメンズ世界ツアーへの進出チャンスはないが、各トッププロを押しのけてラウンド1から出場し、合計7ヒートを勝ち上がっての勝利に参加選手をはじめギャラリーも彼の健闘を心から讃えた。
良好なコンディションがコンスタントに続き、例年になく順調にコンテストが開催された本大会シリーズ女子の第二戦は、サンセットビーチでのギジェット・プロ・サンセットビーチ。11月28日に行われた決勝戦では、トリッキーなサンセットビーチのコンディションで、波数も少ない中、冷静に波を選んで高スコアを決めていたハワイ出身のカリッサ・ムーア。若干17歳にして既にASPウェメンズ世界ツアーの経験を十分に積んでいる彼女が、シリーズランキング首位に立っていたアラナ・ブランチャードたちを上回り、この世界ツアーでは自己初の優勝を決めた。同ビーチで続いて行われたのは男子第二戦、オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン。波のサイズが20~25ft級のコンテスト開催の限界ギリギリで行われた予選に続き、決勝戦が行われた12月6日は、本大会史上最高ともいわれる10~15ftのクリーンなコンディション。本大会シリーズを通しても最大級の波のサイズでファイナルが行われた。まず、35分間のファイナルヒート序盤でその日最も深いチューブを決めリードに立ったのは、過去6回本大会シリーズのチャンピョンに輝いたことのある実力派トッププロのサニー・ガルシア。だが、本年度の世界チャンピョン争いを続けているミック・ファニングとジョエル・パーキンソンの好戦が続き、惜しくも敗退。結果、ファイナル終盤に追い上げを見せたジョエル・パーキンソンに勝利の栄冠が輝いた。この優勝により、ジョエルは本大会シリーズの首位に立ち、最終戦となるパイプラインで現在世界チャンピョンの優勝候補となっているミック・ファニングとの最終バトルに大きな弾みをつける結果となった。
シリーズ中、伝説のサーフコンテスト、クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウが5年ぶりに行われ、50ft級の特大な波が打ち寄せたオアフ島ノースショア。その数日後に行われたのは、本大会シリーズ最終戦、そして、ASPメンズ世界ツアーの最終戦ともなるビラボン・パイプライン・マスター。本大会で注目されていたのは、本大会シリーズの優勝争いだけでなく、本年度のASPメンズ世界ツアーのチャンピョン争い。モンスター級の巨大波のコンディションから一転、5~8ftサイズにとどまった本大会ではあったが、ラウンド3では、ジョエル・パーキンソンがワイルドカードのギャビン・ジレットに敗れたことにより、ミック・ファニングの勝利が決定。そして迎えた決勝戦は、コンディションが乏しくなる中、慎重に波を見分けチャージし続けたタジ・バローが、ケリー・スレーターを上回り、見事にパイプラインマスターの栄光を手に入れた。ケリー・スレーターという強敵を相手に一つ一つのパフォーマンスを確実に仕上げたタジの作戦がちだったと言える。過去9回世界チャンピョンを制し、10回目の期待が高まるケリー・スレーターだが、攻めの作戦でパフォーマンスを続けたタジに比べ、波をじっくり選びすぎてしまったところが敗因だったようだ。タジがASPメンズ世界ツアーのイベントで優勝したのは、実に2007年以来、そして世界最高峰と呼ばれる今大会、バンザイ・パイプラインでは初優勝だった。
例年にないほどの順調なコンテスト進行、途中では伝説のサーフコンテストが開催されるほどのモンスター・コンディションにもなり、今年の冬のノースショアは、今まで以上に活気溢れるシーズンとなった。今年の春から続いているハワイの好コンディションでのサーフシーンは、まだまだ衰えることなく、本大会シリーズを終えた今もなおコンスタントにノースショアを訪れるサーファーたちを楽しませ続けている。また来年、今年と同じように大盛り上がりなコンディションになることを期待しつつ、来年の11月から12月にかけてオアフ島を訪れる機会があれば、ぜひノースショアに足を運んで、ハワイの冬の風物詩を思い出の1ページに残してみては?
2009年12月23日公開
番狂わせな結果に大盛り上がりを見せた大会シリーズダイジェスト!
アロハ!マイコです。
今年も残すところあとわずか!豊富な波のお陰で、今年も多いに盛り上がりを見せ幕を閉じたヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン。このコンテストシリーズのメイン会場オアフ島ノースショアで行われた、男女合わせて5つの大会結果をダイジェストでお送りします!
まずは、11月19日にハレイワのアリイビーチ行われた、本大会シリーズ第一戦のハワイアン・プロ女子決勝戦。当日は、4~5ftサイズの波がコンスタントに割れ、天候も良好。ファイナルは、ハワイ出身の若手注目選手、アラナ・ブランチャードと現在のディンフェンディング世界チャンピョン、オーストラリア出身のステファニー・ギルモアの接戦となった。両者ともにバックサイドでのパフォーマンスが続きポイント差は僅か1.12ポイント。最後は残り時間4分のところでアラナ・ブランチャードが決めた1本がこのヒートでの最高得点となり、今年初めて全イベントに出場予定となっていたルーキー、アラナ・ブランチャードが勝利を飾った。続いて、22日に行われた男子決勝戦。6~8ftのコンディションで行われたファイナルは、ハワイ出身のジョエル・センテイヨがヒート中で最もベストと言われる2本の波を決め、優勝を勝ち取った。ホームポイントでの優勝となったジョエルは、ASP WQSシリーズランキングを131位から51位まで一気にジャンプアップという快挙。残念ながら来年度のASPメンズ世界ツアーへの進出チャンスはないが、各トッププロを押しのけてラウンド1から出場し、合計7ヒートを勝ち上がっての勝利に参加選手をはじめギャラリーも彼の健闘を心から讃えた。
良好なコンディションがコンスタントに続き、例年になく順調にコンテストが開催された本大会シリーズ女子の第二戦は、サンセットビーチでのギジェット・プロ・サンセットビーチ。11月28日に行われた決勝戦では、トリッキーなサンセットビーチのコンディションで、波数も少ない中、冷静に波を選んで高スコアを決めていたハワイ出身のカリッサ・ムーア。若干17歳にして既にASPウェメンズ世界ツアーの経験を十分に積んでいる彼女が、シリーズランキング首位に立っていたアラナ・ブランチャードたちを上回り、この世界ツアーでは自己初の優勝を決めた。同ビーチで続いて行われたのは男子第二戦、オニール・ワールド・カップ・オブ・サーフィン。波のサイズが20~25ft級のコンテスト開催の限界ギリギリで行われた予選に続き、決勝戦が行われた12月6日は、本大会史上最高ともいわれる10~15ftのクリーンなコンディション。本大会シリーズを通しても最大級の波のサイズでファイナルが行われた。まず、35分間のファイナルヒート序盤でその日最も深いチューブを決めリードに立ったのは、過去6回本大会シリーズのチャンピョンに輝いたことのある実力派トッププロのサニー・ガルシア。だが、本年度の世界チャンピョン争いを続けているミック・ファニングとジョエル・パーキンソンの好戦が続き、惜しくも敗退。結果、ファイナル終盤に追い上げを見せたジョエル・パーキンソンに勝利の栄冠が輝いた。この優勝により、ジョエルは本大会シリーズの首位に立ち、最終戦となるパイプラインで現在世界チャンピョンの優勝候補となっているミック・ファニングとの最終バトルに大きな弾みをつける結果となった。
シリーズ中、伝説のサーフコンテスト、クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウが5年ぶりに行われ、50ft級の特大な波が打ち寄せたオアフ島ノースショア。その数日後に行われたのは、本大会シリーズ最終戦、そして、ASPメンズ世界ツアーの最終戦ともなるビラボン・パイプライン・マスター。本大会で注目されていたのは、本大会シリーズの優勝争いだけでなく、本年度のASPメンズ世界ツアーのチャンピョン争い。モンスター級の巨大波のコンディションから一転、5~8ftサイズにとどまった本大会ではあったが、ラウンド3では、ジョエル・パーキンソンがワイルドカードのギャビン・ジレットに敗れたことにより、ミック・ファニングの勝利が決定。そして迎えた決勝戦は、コンディションが乏しくなる中、慎重に波を見分けチャージし続けたタジ・バローが、ケリー・スレーターを上回り、見事にパイプラインマスターの栄光を手に入れた。ケリー・スレーターという強敵を相手に一つ一つのパフォーマンスを確実に仕上げたタジの作戦がちだったと言える。過去9回世界チャンピョンを制し、10回目の期待が高まるケリー・スレーターだが、攻めの作戦でパフォーマンスを続けたタジに比べ、波をじっくり選びすぎてしまったところが敗因だったようだ。タジがASPメンズ世界ツアーのイベントで優勝したのは、実に2007年以来、そして世界最高峰と呼ばれる今大会、バンザイ・パイプラインでは初優勝だった。
例年にないほどの順調なコンテスト進行、途中では伝説のサーフコンテストが開催されるほどのモンスター・コンディションにもなり、今年の冬のノースショアは、今まで以上に活気溢れるシーズンとなった。今年の春から続いているハワイの好コンディションでのサーフシーンは、まだまだ衰えることなく、本大会シリーズを終えた今もなおコンスタントにノースショアを訪れるサーファーたちを楽しませ続けている。また来年、今年と同じように大盛り上がりなコンディションになることを期待しつつ、来年の11月から12月にかけてオアフ島を訪れる機会があれば、ぜひノースショアに足を運んで、ハワイの冬の風物詩を思い出の1ページに残してみては?
2009年12月23日公開