2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン
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2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン

2017年12月21日   Number of views (2459)  ヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン

ヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィンについて

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Poullenot

この大会は、ハワイアン・プロ(11/12-11/24)、バンズ・ワールド・オブ・サーフィン(11/25-12/6)、ビラボン・パイプ・マスターズ(12/8-12/20)の3大会で構成されるイベント。各大会の優勝者はもちろんいるのですが、さらに、それぞれの大会を通して総合ポイントが高い選手が優勝となります。また、トリプルクラウン最終戦のビラボン・パイプ・マスターズは、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)の最終戦のため、世界一のプロサーファーが決まる大会となっており、毎年多くの観戦者が集まりパイプラインは大いに盛り上がります。

HICプロ

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Heff

トリプルクラウンの公式のローカル予選であるHICプロは、ワールド・サーフ・リーグのクオリファイシリーズQS3,000の大会です。また、ローカルの若い選手が多く参加する事でも知られています。11月2日にサンセットビーチで行われた決勝では、カメハメハスクール出身のドローカル、エゼキエル・ラウが、昨年の優勝者メイソン・ホーやターナー・ヘンドリクソンを破り2回目の勝利となりました。
※クオリファイシリーズとは、トップ選手のみが参戦できるチャンピオンシップツアーに参加するための権利を得るためのシリーズで、数字は大会の大きさを示しています。

ハワイアン・プロ

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Heff

11月20日にハレイワ・アーリィビーチで決勝が行われたトリプルクラウン第一戦目「ハワイアン・プロ」のファイナルは、ブラジル人らしいアグレッシブなサーフィンのフィリップ・トレドが初めてノースショアの大会で優勝。フィリップ・トレドは、ワールド・サーフ・リーグのチャンピオンシップツアーランキングで10位。2位のガブリエル・メディナ(Gabriel Medina)、8位のアドリアーノ・デ・サルサ(Adriano de Souza)に続くブラジル人トップサーファーのうちの一人です。

バンズ・ワールド・オブ・サーフィン

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Heff

トリプルクラウン第2戦目「バンズ・ワールド・オブ・サーフィン」は、12月2日にサンセットビーチでファイナルが行われました。決勝戦は、カルフォルニア出身の3人コーナー・コフィン(Conner Coffin。写真左)、グリフィン・コラピント(Griffin Colapinto。写真左から2番目)、コロヘ・アンディーノ(Kolohe Andino。写真右)、オーストラリア出身のウェイド・カーマイケル(Wade Carmichael。写真左から3番目)の4人で競われ、コーナー・コフィンが優勝しました。

ビラボン・パイプ・マスターズ

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Cestari

そして、トリプルクラウンの最終戦となる「ビラボン・パイプ・マスターズ」が12月8日からワイルドカードを決めるメンズ・パイプ・インターナショナルから始まり、12月17日に行われたラウンド3のヒート11では、日本とつながりの深い、世界で活躍する選手同士の対決。日本人の両親を持つカリフォルニア出身の五十嵐カノアと、元プロサーファーで1985年のJPSAショートボード女子グランドチャンピオンである柄沢明美さんが母とオーストラリア人の父を持つコナー・オリアリー(Connor O'Leary:写真上)が対戦し、五十嵐選手が勝ち上がりました。

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Heff

その後、バックドアオンリー(パイプは海を背に左側に割れる波。上の写真の様に同じ場所でも右側へ割れる波はバックドアと呼ばれます。)、ヒートによっては波があまり大きくなく苦戦した選手が多くいた中、昨年この大会で準優勝に輝いている五十嵐カノア選手(写真上)はセミファイナルまで勝ち上がりました。

惜しくもセミファイナルでジェレミー・フロレスに敗れたものの、チャンピオンシリーズの最終ランキングは17位。ツアー参戦1年目にしてこの成績は素晴らしい!東京オリンピックでは日本代表として出場してもらいたいですね。

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Cestari

12月18日にエフカイビーチ、パイプラインで行われたファイナルは、ジェレミー・フロレス(Jeremy Flores。写真左)とジョンジョン・フローレンス(John John Florence。写真右)。前のヒートで既に世界チャンピオンに決定していたジョンジョン・フローレンスがリードしていたものの最後の20秒でジェレミー・フロレスがチューブをメイクし逆転、劇的な勝利!!2回目のパイプマスターズのチャンピオンに輝きました。

ヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィンの優勝者

2017年も盛り上がったヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィン 写真: WSL / Cestari

また、上記3戦を通して行われたヴァンズ・トリプル・クラウン・オブ・サーフィンでの優勝者は、カルフォルニア出身のグリフィン・コラピント。意外にも、カリフォルニア出身の選手が優勝するのは初めて。さらに彼は、ワールド・サーフ・リーグのクオリファイシリーズで1位となり、来年のチャンピオンシップツアーへ参戦が決まっています。

2018年ワールドチャンピオンシップツアー

最後に来年のワールドチャンピオンシップツアーは「Outerknown Fiji Pro」に代わり、日本人サーファーも多く訪れるバリにて第5戦が5月27日から6月9日に「Bali Pro Keramas」、「Hurley Pro at Trestles」に代わりケリースレーターがオーナーの「Kelly Slater Wave Company」が開発したのウェーブプール「Surf Ranch Lemoore」にてツアー第8戦が9月5日から9日までカリフォルニアで行われます。ウェーブプールでのチャンピオンシップツアー、とても興味深いですね!!

チャンピオンシップツアーの試合は、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)のサイトからインターネット中継で試合を観戦できます。来年の初戦はオーストラリアのゴールドコーストで3月11日から始まります!興味のある方は是非、観戦してみてください!!